『シャーロック・ホームズの帰還』コナン・ドイル著

今までのシリーズで一番面白かった!

■空家の冒険

滝に落ちて死んだと思ってたホームズが生きてた回。
実際最後の事件から空家の冒険まで10年あったと聞いて
当時の読者の皆様、めっちゃやきもきしただろうなぁと思う。

ワトスンの奥さんが死別というのは聞いてましたが
あまりにさらりと盛り込まれていてまったく気づかなかった…
『私の孤独の悲哀については、いくぶんきき知っていたらしい。』って
こんな文章で奥さんと死別とか分かるかい!!
英文だと近親者との死別って意味の言葉が使われてるみたいだけど
訳が悪いのですかね…
ホームズも奥さんも失って、この3年間のワトスン君の心境を考えると悲しい…

さて、ホームズが帰ってきて感動のあまり気絶するワトスンとか
謎の日本のバリツで助かったホームズさんとか(本ではジュウジュツになってたけど)
ホームズ人形とか、頑張るハドスン夫人とか、面白エピソードがいっぱいでした。

ワトスンの肩に手をおいて、耳へ口をよせてささやくホームズさんとか
表現が艶っぽいんですけどぉw
おっさんの唇に手を押し当てて黙らせるのやめて下さいwww

■踊る人形

昔読んだはずがすっかり忘れていた話。
ホームズさんも人間なので仕方ないのですが
依頼者助けられない話が多い気がする。
その辺割と現実的ですね。

■美しき自転車乗り

若いご婦人の手をわさわさするホームズさん。
ちょっとセクハラなんですけどぉw
ワトスン君がけちょんけちょんに言われててかわいそすw
ワトスン君にダメ出ししといて、自分も無茶やって帰ってくるホームズさんw
今回はなんとか依頼者を助ける事ができましたが
やっぱり微妙に遅れをとるホームズさん。
怪我人だけで済んだのは不幸中の幸いでした。

■プライオリ学校

まだ話の進展もない地点で、現場の地図が書いてあって
「死体」って書いてあった…
ネタバレじゃねーか!!!( #゜Д゜)

ホームズは皮肉もなんかおしゃれ。

■黒ピーター

隠れ家とか変名とか使って別人になるホームズさんはすごい人やでぇ!
やりで豚を夢中になって突き刺す紳士とかwwたぶんめっちゃ夢中になってたんだろうねww朝からwww
そういえば知らぬ間にワトスン君はベーカー街に帰ってきてました。
あとホプキンズ君かわいい。

■犯人は二人

あまりに萌え萌えしすぎて一気読みしてしまったw
にやにやしすぎで、一人の時に読んでてよかった…
ホームズ婚約とか!そこんとこもっとkwsk!
泥棒どころか、結婚詐欺師にもなれますぜ…
で、英国紳士どもは仲良く敵方へ盗みに入る訳ですけれども
ワトスン君の手を取って進むホームズさんとか
ワトスン君にのしかかって覗き見するホームズさんとか
ワトスン君の手を強く握って安心させるホームズさんとか
ちょっと萌え殺す気ですかホームズさん!!??
お前ワトスン君大好きだろwwwwwww(知ってたけど)

ホームズ的には全くミルヴァートンに歯が立たずで
歯がゆい展開ではありましたが
萌えすぎたので、その辺割とどうでも良いwwww

で、結局婚約者はどうなったのかね…

■六つのナポレオン

レストレードとのエピソードはよかった!
つーかツンデレだよなぁホームズw
さりげなく黒真珠を金庫にしまってましたけど
返さなくてよいのですかね…(さすがホームズさんやでぇ!)

ところでパセリがバターに沈んだ深さに気付いたのが始まりの事件ってどんな事件よ…

■金縁の鼻眼鏡

人の家でたばこスパスパやって
部屋の中に灰をまき散らすホームズさん。
日本ではありえないんですけど
当時の英国では別に気にならない行為なのかね?
ホプキンズ君結構お気に入りです。
敬語でしゃべってて、急にちえッ!とか言うホームズさんかわいい。

■アベ農園

もう少しでホームズさんが騙されるとこだった話。
ホプキンズ君推し続く。
今回はホームズが犯人に同情して助けてあげるのですが
最後の陪審員ごっこが茶番過ぎて笑ったw
ホームズ判事「さて陪審員諸君(←一人しかいない)、被告は有罪ですか無罪ですか?」
ワトスン陪審員「裁判長、無罪です(即答w)」
ホームズ判事「民の声は神の声なり。クローカー船長を放免します」
なんだよこの探偵共はwww

■第二の汚点

だいぶ後に書かれた設定なのでしょうか、
すでにホームズさんが引退して養蜂やってる描写があった。
なんで養蜂なのw

さて、今回も機密文書奪回話でしたが
海軍条約文書事件と話が少し似てる印象。
ホープ伯爵の妻があほすぎた。
でもこんなあほ夫人でも助けてあげるホームズさん優しす。
ホームズさんは正直者好きだよね。
ないと思っていた箱の中に機密文書ありました的な展開にすると
ホープ伯爵ただの人騒がせで首やべぇだろwとか思いましたが
さすが首相はわかってらっしゃるようでした。
最後の一言シャレてます。さすが英国紳士!



ふうう~…今まで以上に長い感想文になってしまった…
だってめっちゃおもしろかったのだもの!
星は4.5で!