『エレジーは流れない』三浦しをん著

さびれた観光地餅湯温泉に暮らす男子高校生怜には

二人の母親がいる。

個性的な友人達に囲まれ、自分の生い立ちや進路などに

悩みながら毎日を過ごしていく様を描く。

以下ネタバレあり。

 

 

二人も母親がいるのって深刻な話にもなるんだけど

全体的にゆるい感じ。

どちらが自分の本当の母親か、どちらも母親ではないのか、

そして父親はどうなったのか、高校二年生になるまで

怜は自分の生い立ちにモヤモヤしながらも聞けずにいた。

 

自由奔放な友人達に振り回され、縄文土器盗難事件が発生し、

そうこうしているうちに、自分の父親らしき人物が登場し、

自分の生い立ちを知る事になる。

 

まぁ、全体的にゆるく読めるけど

ゆるいのですごく気になる展開という訳ではなかった。

この人の作品は父親がよく分からないって設定が

よくあるなぁと思う。

 

ちょっと生い立ちが複雑だけど、基本平凡な男子高校生の話なので

結局は進路も普通に大学にいく感じだし、

急に特別成長したりする訳でもなく、

最初から最後までゆるい青春物って感じでした。

まぁ、可もなく不可もなくって感じかな。

星は3つです。